甲田守の『根こそぎ掘りデー』第16回 高校の同級生と今を生きる2

最近は頗る調子が悪いかと思われます。
『卒業式、実行』では衣装を忘れることが度々ありました。
公演後は携帯電話を紛失するということがありました(幸運にも交番に届けられており無事に解決しましたが…。)。
直近ではトイレのドアを閉め忘れるという事件がありました。
図書館のトイレを使ったいたのですがカギの閉め忘れに気づかずドアを開けられてしまいました。
意外にも開けた方の方が驚いていたようで私は平然とうんちをしておりました。本当に申し訳なかったと思います。

さて先日は高校の同級生と一緒にシネマウント・フィルム・パーティーの定期上映会へと言って参りました。
私は開場する12時半から終映する17時45分までずっと会場にいました。定期上映会には今まで何回も足を運んでいますが最初から最後までいたのは初めてのことかもしれません。学生が創った小品とたくさんの小野映画を堪能しました。
高校の同級生ちかごんは14時過ぎ頃到着。自主映画を観るのは初めてだったと思うのですが結構楽しんでくれたようです。「ずっと好きなことを続けているってスゴイなあ」とまあ小野さんのことを感嘆しておりました。
もう一人の同級生おっしーが到着したのは終映10分前のことでした。遅刻常習犯の彼女のことなので遅れてくることは推察できましたがまさかここまで遅れてくるとは…。
以前に上映会に誘ったとき彼女は最後まで会場には姿を現しませんでした。不安になった私は終わってから何度も連絡しましたが繋がらず漸く翌日になって「寝てたゴメン」の連絡です。おっしーはそういうやつなのです。
帰り道、三人で今回観た映画の話をしようにも当然ながら一人だけ会話には全く入ってこれません。いやはや参った。
そのまま三人でご飯を食べに行くことになりました。
前回もそうだったのですが話はなかなか尽きないもので閉店間際までペチャクチャペチャクチャ喋っておりました。
ちかごんもおっしーもビールがとても好きでめちゃくちゃ飲みます。自分は普段はそこまでお酒を嗜む方ではないのですが嫌いではありません。前回に続いてまたたらふく飲んでしまった…。
会社で働くちかごんは絵を描くおっしーや舞台に立つ私を「輝いている」と評します。いやいや、ちかごんだって会社で重要なポジションを任されているし「輝いている」、いやいや自分は会社に依存しているだけだと話は平行線を辿ります。
ちかごんは高校の頃から本当に優秀で今でも「えっ、そんなことやってんの!?すごいなあ!!」ということをやっています。大変なこともあるのだろうけどこちらからは楽しそうに働いているように見えるし、ちかごんの仕事の話は総じておもしろい。
家に一枚高校の頃の写真が見つかりました。修学旅行にいったときの写真です。偶然にも三人が一緒に写っていました。
今とどう変わったのか。同じように写真を撮ってみようと思い立ちました。けれどおっしーがベロンベロンに酔っ払っていて「フュージョンしよう」とか言い出したため構図は変な感じになる。
まあ楽しく生きてますね。

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甲田守の『根こそぎ掘りデー』とは…?

休日の行動スタイルが基本的に「座っている」で有名なネコソギこと甲田守がホリデーに誰かを誘っては「座っている」からの脱却を図るという、知的かつ高尚な難解プログラミング企画………ではなく単純に誰かを誘って遊びに出かけるという、ただそれだけの企画である。隔週月曜更新を予定。

『根こそぎ掘りデー』は今回で最終回になるかもしれませんしならないかもしれません。

甲田守の『根こそぎ掘りデー』第16回 高校の同級生と今を生きる。

先日『卒業式、実行』が無事に終わった。舞台には高校の同級生が多く駆けつけてくれた。観に来てくれた一人が個展を開いていると聞く。高校の同級生と会う機会はそう滅多にあるものではない。行くことにした。
おっしーとちかごん。個展を開くのがおっしーで一緒に訪れたのがちかごん、三人で集まった。開催地は原宿の小さなカフェ、絵本の読める喫茶店『SEE MORE GLASS』というところだ。原宿のとあるビルの地下に位置しており、こんなところにこんなカフェが…と思わせる。店内には絵本がぎっしりと並べられており手に取って読むことができる。おっしーは以前にもここで個展を開いている。どうやっておっしーが店主と知り合ったかはわからないがどうやら常連のようだ。
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おっしーは絵本が好きなのだと思う。今回の個展『猫とダイオウイカ』では飾られた絵の横に文章が添えられていた。猫とダイオウイカがフランス料理店を経営するというストーリー。おっしーが描く絵には猫が頻繁に登場するがダイオウイカは今回が初めてだった。その由を尋ねると、ある日掃除機に振り回される自分のその姿がまるでダイオウイカみたいだった、という出来事に着想を得たらしい。おっしーらしい発言だなと思った。
その日は個展の最終日で閉店後は三人で絵を片付けた。そしてそのまま皆でご飯を食べに行くことにした。
同級生と集まれば学生時代の昔話に花が咲く、というのが一般的な流れかと思われる。過去について語るのは私も好きだ。当然のように昔の話へ持っていこうとする自分がそこにはいる。けれどそんなことを考えているのはおそらく私だけで他の二人は違ったのかもしれない。そして私も学生時分の話題がうまくできないことに自分でも気づく。それもそのはずで私たちは特に仲が良かった三人組というわけではない。三人で遊んだ経験など今の今までなかった。だからなのか『過去』の話はほとんどといって出ない、というか出すことができない。話されるのは『今』なのだ。二人が話す今はとても輝いていた。
高校の頃、うまく友人関係を築けなかった私は今対等に人と向き合って関係を築こうとしている。私は過去に花を咲かせることはできないが結果的に今がきらめく人生を送ることができているのかもしれない。

「卒業生の言葉」大阪府立住吉高等学校3年8組甲田守

アガリスクエンターテイメント第25回公演『卒業式、実行』がただいまサンモールスタジオにて上演されております。
劇中では「卒業生の言葉」が読まれます。
自分も対抗して書いてみたのですがこれがなかなか難しい。
「卒業生の言葉」を読む人っていうのはまあまず学校のことが好きだったり楽しい思い出満載だったのだろうなあと思います。
けど学校には絶対辛い思い出満載の人もいるんだろうなあなんて思ったりもします。
自分はというと一時は学校を辞めようかと思い悩んだ時期があったけどまあ何とか卒業できたタイプといいましょうか…?
まあ辞めててもおかしくはなかったわけでして…。
だからかなあ?なんかカッコいいことは書けないですわ。
と言うわけで「卒業生の言葉」を書いてみました。
申し訳ございませんが今回の『根こそぎ掘りデー』はお休みとなります。

「卒業生の言葉」
本当にあっという間だったなあとそのように思います。この住吉高校に入ろうと思った頃、私は夢と希望に溢れておりました。スミコーは制服がないから私服で登校できる、髪だって染めることができる、ピアスなどの装飾品の類も自由に付けることができる、化粧だって好きなだけできる、そんなところに憧れてたのだと思います。けれど私が入学して行ったことといったら最初に述べた私服で登校ぐらいで染髪やピアスだったり化粧とかはなあんにもしませんでした。まあもとからそれがやりたかったわけでなくてなんかそういう「自由」っていうのに憧れてただけなのでしょう。私はスミコーに入学できて本当に嬉しくて入学式なんてウキウキしておりました。人生で初めて経験した「受験」が終わってなんかやりきった感がありました。中学は高校とは全く違ってそういう校則の面ですごく厳しくてとてもとても息苦しかったのもあります。先生は先生でめちゃくちゃ厳しかったし手が出ることも日常茶飯事でした。それに比べてスミコーの先生はまあ何も怒らない。遅刻しようが携帯ならそうがまあ怒られることはありませんでした。なんかわかんないですけど生徒が先生に信じられていたんでしょうね。あの関係はホント良かったなあと思います。中学と違ってそういう自由なスミコーライフを楽しむぞーと私はホントウキウキでした。けれどなんでだろう。思ったように楽しめない。3年間の高校生活でしたが私はなかなか学校を楽しむことができませんでした。この答辞を書くにあたっても「楽しかった」の言葉がなかなか書けなくて困りました。どうしようかと悩んだ挙句やっぱり正直に言ってみようと決めました。今までは小学校、中学校と厳しい校則などがあったりしましたが学校が楽しくないなんて思ったことは一度もありませんでした。けれど高校に入ってからは学校がなかなか楽しくならないのです。待ち望んでいたスミコーライフをエンジョイすることが一向にできないのです。高校へ入学してすぐに1年生が始まりました。私はウキウキです。なんのクラブに入ろうかなあと考えました。中学の頃はバスケ部に所属しておりました。練習はとても厳しくて辛いものでしたけれど楽しかったので3年生になって引退するまで続けることができました。高校は心機一転違うスポーツを始めてみようと思いサッカー部に入部しました。楽しみにしていたクラブ活動でしたがだんだんだんだんと楽しみ感ワクワク感はなくなり気づけば全く楽しくなくなっていました。どうやったら楽しくなるんだろうどうやったら楽しくなるんだろうとクラブ活動へ向かう道すがらウーンと唸りながら考える日々が続きます。けれどもどう考えても悩みは解消される日は訪れず、一年が経ったある日私はサッカー部を去っていきました。うーん、部活動はどうも楽しくならなかった。じゃあクラスの活動に目を向けてみよう。授業とか休み時間とかそういうことのほうが学校の大半を占めているわけだからこちらを楽しくしようと私は思い立ちました。さあ楽しくするぞーと最初の勢いはとてもあるのですがやっぱり部活動のときみたいにそれは最初だけで気づけばなんかおかしな道に迷い込んでいます。あれっ、どうやったら楽しくなるんだろうどうやったら楽しくなるんだろうと物思いに耽るばかりでやっぱり一向に楽しくなりません。2年生になった私はもう学校は楽しくないやと思い学校の世界を離れます。高校生になったんだしアルバイトだ、アルバイトを始めよう。そしてそっちで楽しくなろう。しかしやっぱり楽しくなりません。気づけば私はもう3年生になっておりました。私に残された高校生活はあと1年しかありません。2年生の終わりには楽しくもならないしもう学校を辞めようかと思い悩み両親と話し合うこともありました。けれど辞めるという選択肢を私は取りませんでした。それがなぜなのかはっきり言って私にも明確にはわかりません。勉強が好きだったかと言えばそうでもなく、成績も悪かったですし、まあなんとなく大学に進学したかったというそれだけの理由かもしれません。さて、そして残り1年の私の高校生活ですが結果的に言いますとこれがめちゃくちゃ楽しくなりました。なぜかというとそれは友だちができたからです。それだけのことかよって言う話なのですがそれだけのことに私は2年かかりました。なんで友だちができたのか、そして今までできなかったのかをよく考えるのですがはっきりした答えは今でもよくわからなかったりします。その友だちと3年生になって偶然出会って気が合ったからという面もあるのかもしれませんが1年生のときに出会ってたら友だちになれたかどうかはわかりません。私は人をバカにしていた、見下していたんじゃないかなあと今になってそう思います。対等な関係というのでしょうか、尊敬や尊重する関係というのでしょうか、私にはそんなものはありませんでした。私は誰も信じていませんでしたし誰にも信じられていませんでした。人と対等な関係を結ぶことができた私はそこからはどうやったら楽しくなるんだろうなんて思い悩むことはありません。やることなすことすべてがハッピーライフでした。学校で学んだこと、成長できたことなんてありきたりなことを言うのはあれですが、私はこの高校に通い友だちができて本当に良かったと思います。みなさん卒業おめでとうございます。そして私は私に卒業おめでとうと言いたいです。どうもありがとうございました。

甲田守の『根こそぎ掘りデー』第15回 鹿島ゆきこの好きなお店はおそらく四谷三丁目にある(定休日は月曜日)2

IMG_20180122_160419鹿島ゆきこの好きなモノ(コト)は何か?以前に本人に問うたときは返答に窮しておりました。
鹿島ゆきこは好きなモノ(コト)に限らず自分のことについて尋ねられると途端に口数が少なくなることがあります。私が尋ねるからかもしれませんが…。

鹿島ゆきこはプロレスを観に行くことが好きです。掘りデーの前日にもプロレスを観戦しに行きました。好きな選手はたくさんいます。中でもプロレスリングZERO1に所属する小幡優作選手のことが好きです。

鹿島ゆきこはばいきんまんが好きです。文房具や靴下などばいきんまんのキャラクターグッズを多く持ち揃えております。神戸や横浜にあるアンパンマンこどもミュージアム&モールにも訪れたことがあります。

今日は鹿島ゆきこの好きなばいきんまんに会いに行こうと思います。やってきたのは四谷三丁目にあるアンパンマンショップです。鹿島ゆきこもこんなところにあるとは知らなかったようでとても喜んでくれました…のはずだったのですが定休日で閉まっておりました。
本当に申し訳なかったと思います。
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鹿島ゆきことゆっくりと語り合うために荒木町にある喫茶店へと向かいます。
行き着いたのは『高品質珈琲と名曲 私の隠れ家』というお店です。
10人ほどしか入れないこぢんまりとしたお店です。
片隅にはレコードが置かれ本棚はびっしりです。IMG_20180122_160404.jpg
店主に薦められるがままにケーキとコーヒーを私たちは選びます。
お互いに違うものを注文し飲み比べ食べ比べです。
とても美味しかったです。
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鹿島ゆきこの苦手なモノ(コト)は何か?

鹿島ゆきこは英語が苦手です。学生時代にはテストの点数が低く学習塾に通っていました。

鹿島ゆきこはスイカが苦手です。シャリシャリとした食感が苦手です。キンキンに冷えたアイスが苦手です。

鹿島ゆきこは春巻きが好きです。

甲田守の『根こそぎ掘りデー』とは…?

休日の行動スタイルが基本的に「座っている」で有名なネコソギこと甲田守がホリデーに誰かを誘っては「座っている」からの脱却を図るという、知的かつ高尚な難解プログラミング企画………ではなく単純に誰かを誘って遊びに出かけるという、ただそれだけの企画である。隔週月曜更新を予定。

甲田守の『根こそぎ掘りデー』第15回 鹿島ゆきこの好きなお店はおそらく四谷三丁目にある(定休日は月曜日)

今、わたしは、四谷三丁目駅にいます。生憎の悪天候でとても寒いです。雪が降っております。
先週はインフルエンザにかかってしまいましてまだまだ病み上がりです。防寒対策をしっかり調えまして、今、わたしは、鹿島ゆきこさんを探しております。
2日前のことです、観劇三昧下北沢店の1周年記念イベントで鹿島さんとお会いしましてこの『根こそぎ掘りデー』にお誘いしました。
速攻で断られました…。
残念でした…。
それもそのはず、明日空いていますかというお誘いはあまりに急だったのです。
反省です…。
しかしですよ、昨日のことです、鹿島さんから連絡が入りました、明日だったら時間空けられるよとのことです。
やりました、やりましたよ、わたくしは。
喜びは横に置いときまして早速ですが掘りデーポイントを選定しなければなりません。
嬉しい返事ではございましたが想定外のことでありましたのでわたくしはすぐさまネットサーフィンです。
公園の好きなわたくしは井の頭公園もしくは石神井公園が真っ先に頭に浮かびました。ですが天気予報があまりよろしくないのであります。
とりあえず吉祥寺辺りに絞って雨でも雪でも楽しめる掘りデープレイスを探してみたのですがこちらも何とも決まらない。
うーん、困った…。
自分の行きたい場所を自由気ままに考えていたのですが、ここは少し発想を変えまして、鹿島さんの行きたそうなところを考えてみることにしました。
そして決まったのが、ここ、四谷三丁目であります。
吉と出るか凶と出るかわかりませんが第一掘りデーエリアに行ってみたいと思います。
本人には四谷三丁目駅に来てくださいと言っているだけで他の情報は一切知らせておりません。
もしかしたらこの雪の中プロレス技をかけられることになるのかもしれません。
そのため、今、わたくしは、受け身の練習をしております。
こうきたらこうだな、そしてこっちからこうきたらこうしてと…、いや、待てよ、受け身ばかりではどうもおもしろくない。こちらから仕掛けるのも悪くはないな…。
そうこうしているうちにあのちんちくりんとばったり出会ってしまいました。
今宵、この四谷三丁目で血を見るのはあなたかもしれませんよ、鹿島さん。
それでは根こそぎ掘りデー行って参ります。

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甲田守の『根こそぎ掘りデー』とは…?

休日の行動スタイルが基本的に「座っている」で有名なネコソギこと甲田守がホリデーに誰かを誘っては「座っている」からの脱却を図るという、知的かつ高尚な難解プログラミング企画………ではなく単純に誰かを誘って遊びに出かけるという、ただそれだけの企画である。隔週月曜更新を予定。

 

甲田守の『根こそぎ掘りデー』第14回 1年8組サッカー部の二人。

2017年の年末は高校の同級生ちょー君とともに彼の車で大阪へと帰省しました。
ちょー君とは高校1年のときに同じクラスに在籍しておりました。
そして学校の部活動も同じで二人ともがサッカー部に入部しました。
なのでちょー君と会えば必ずサッカー部での昔話に花が咲きます、と言いたいところではありますが、卒業してからというもの彼とは何度か顔を合わせておりますが、一度もそんな花が咲くことはありませんでした。意図的に私が咲かせなかったのです。
その理由は単純明快です。
ちょー君は引退するまでサッカー部に在籍しておりました。が対しまして私は1年の終わりにサッカー部を辞めてしまいました。そのために後ろめたさからか気まずさからか私からサッカー部の話題を持ち出すことは決してありませんでした。
しかし私は今回の帰省ドライブにあたり一つ心に決めておりました。これについて話そうと。
部を辞めたことなんて大した話ではないだろうとお思いになるかもしれませんが私にとってはこれは大きな挫折でした。
これを切り出すというのは自分の傷口を抉るようなものなのです。
部に限らず当時の自分は何に関しても途中で辞めるやつに対して冷ややかな目で見下しておりました。
それは中学でのバスケ部の経験からきているのだろうと思われます。
3年間やり遂げてしまった自分に対してまわりには結構な数の「途中で辞めるやつ」がいました。
そのような人たちを、根性無しだなあ、駄目な奴らだなあと自分は思っておりました。はっきりと見下しておりました。
そんな「根性無しな駄目な奴」に自分がなるなんてそのときはまさか思いもしませんでした。
高校に入って一年後、見下していたものに自分がなってしまったのです。
大きく転んだ私はそこから立ち上がるのに多くの時間を費やしました。
いや、今もって立ち上がれたのかどうか定かではありません。
そこから先ずっと転んで転んで転び続けているような気さえします。
ちょーくんとの対話は様々なことを思い起こさせてくれました。
先輩や練習メニュー、そして自分がサッカー部を辞めた理由について。
気づけば現在の思いを吐露しておりました。幾度となく頭では考えておりましたが言葉にして発する機会はありませんでした。
自分はまわりに比べてサッカーの技術が劣っていた、へたっぴだったのがとても苦しかったのです。それについて向上心がなかったわけではないのですがそれ以上にまわりに迷惑をかけていると思うことが何より辛かったのです。
同級生が先輩が自分にきつく当たったかと言えばそれはそうでもなかったと思います。
けれど私は内気で引っ込み思案な性格であります。練習でミスをすればどんどん縮こまっていくばかりでした。誰にも教えを請うことができませんでした。
16年経って漸く横に座るちょー君に聞くことができました。相談することができました。
「どうやったらボール遠くに蹴れるんやろ?」
時間はかかりましたが聞けて良かったなと思います。
転んでばかりの人生ですがそれも悪くないなとそう思います。
自分の場合、何事においてもとても時間がかかるのです、本当に。

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甲田守の『根こそぎ掘りデー』とは…?

休日の行動スタイルが基本的に「座っている」で有名なネコソギこと甲田守がホリデーに誰かを誘っては「座っている」からの脱却を図るという、知的かつ高尚な難解プログラミング企画………ではなく単純に誰かを誘って遊びに出かけるという、ただそれだけの企画である。隔週月曜更新を予定。

甲田守の『根こそぎ掘りデー』第13回 今年を振り返って。

2017年も残すところあと僅かとなりました。
今年の3月に急遽始まった『根こそぎ堀りデー』ですがコツコツと回を重ね13回に達することができました。
ご一緒に掘りデーしてくださった方々、読んでくださった方々へ、この場を借りてお礼申し上げます。
本当にありがとうございました。

さて、根こそぎ掘りデーでは今までにたくさんの方々と掘りデーして参りました。
ここで少しばかり今年を振り返ってみたいと思います。
まずは第1回から第12回までの掘りデーメンバーをご紹介致します。
それでは掘りデーメンバーのみなさーん、どうぞー!

第1回 榎並夕起
第2回 コアラさん
第3回 熊谷有芳
第4回 小野さん
第5回 南台ハイツ榎並夕起
第6回 マサユキ
第7回 塩原俊之
第8回 淺越岳人
第9回 姜ちゃんとそのパートナー
第10回 前田友里子
第11回 熊谷有芳
第12回 沈ゆうこ

以上が今年の掘りデーメンバーの皆さんです。
総勢10人と南台ハイツが一棟でした。
思い返せば色々と遊びに出掛けたもんだ。
それぞれの掘りデーがいま走馬灯のように駆け巡ります。
内気で引っ込み思案な自分がよくここまでの面子と掘りデーできたな、と我ながら感心します。
ですがよくよく考えると慣れ親しんだ方ばかりを誘っている感が否めなくどうも勝負していないな、とも。
と言うよりほとんど勝負していないことに気付く。
なぜなら自ら進んで誘った相手がどれほどかというとかなり限られてくるのだ。
概ねが相手に誘われての受動的掘りデーで占められているではないか。
能動的掘りデーはというと何とたったの二人、榎並夕起とコアラさんにしか当てはまらないのである。
うーん、かなりよろしくない。
パートナーに頼ってばかりで楽してるな、これは。
自分から発案する掘りデーの比率をもう少し上げなければならない。
能動的掘りデーが第1、2回のお二人だけだというのは企画のロケットスタートがそこで終息したことが見て取れる。
そして能動的掘りデーができる自分の交友関係の未熟さよ。
いや、能動的掘りデーは勇気と自信を持てば多くの方々に受け入れてもらえる類のものだ。
断られるのを恐れるでない。むしろ一度や二度、いや三度四度の能動的掘りデーの拒絶があってこの企画はようやくスタート地点に立ったと言えるのでないか。
そうだ、来年の目標はこれでいこう。
能動的掘りデーの拒絶、からの能動的掘りデー、からのからの三度能動的掘りデー。
相手に対して、おおう、何だこいつ、く、くるなぁと思わせるぐらいの積極的掘りデーを、いや、能動的掘りデーを繰り出すのである。
しかしながらここで受動的掘りデーも忘れてはならない。
こいつがいなければ根こそぎ堀りデーはもちろんのこと私はこの先やってはいけない。
たとえ相手が能動的掘りデー(つまり自分から見れば受動的掘りデー)を繰り出したとしてもだ。
そこからどう自分の能動的掘りデーをパートナーとの掘りデーに組み入れられるかが問題だ。
掘られたら掘り返さなければならない。
私は相手のそのような態度に敢然と立ち向かい、掘って掘って掘り返してやるのだ。
掘られ過ぎたあまり最終的には根こそぎにされた相手はもう二度と根こそぎ掘りデーに出演することはないだろう。
そのときがこの根こそぎ掘りデーの最終回に当たる…。
もう何を言っているのかわからないが「誘う」というのは自分の人生における大きな課題なのである。
「誘う」には一体どうすればいいか?
まずは言葉を発しなければならない。
第一声は何か?
「私と掘りデーしていただけませんか?」
うーん、とてもシンプル。
が、意思を示す、それが重要だ。

ネコソギが根こそぎにできるパートナーをいつかは見つけたいものである。

甲田守の『根こそぎ掘りデー』とは…?

休日の行動スタイルが基本的に「座っている」で有名なネコソギこと甲田守がホリデーに誰かを誘っては「座っている」からの脱却を図るという、知的かつ高尚な難解プログラミング企画………ではなく単純に誰かを誘って遊びに出かけるという、ただそれだけの企画である。隔週月曜更新を予定。

甲田守の『根こそぎ掘りデー』第12回 沈ゆうこと必然。

2014年6月のことです。しむちゃんに連れられ私は初めてGUを訪れました。
『時をかける稽古場』で着用する衣装を買うためです。
初めてのGUに私は驚きを隠せませんでした。何と言ってもその安さにです。
しかししむちゃんは私と違い平然としております。
へっ、なにこいつ驚いてるの!?まさかGU来たの初めて?えっ?こいつやっべ、やっべ、えっ?こいつやっべ、と言わんばかりです。
けれどしむちゃんは優しいからそんなことは思っても一言も口には出しません。
こんなんどうですかネコソギはん?と懇切丁寧に衣装を提案してくれます。
ああ優しいしむちゃん。あのときはホントに泣けた。
稽古もうまくいってなかったのでとてもいい息抜きになったのです。
私にとっては忘れられない思い出なのです。

そしてそれから3年後の2017年11月のこと。
『新宿コントレックスVol.18』で使う衣装を探しに私は一人でGUを訪れました。
3年ぶり人生で2度目のGUです。
GUと言えばしむちゃん。やはりあのときの感動が頭を過るのです。
GUに向かう道中、私の頭の中はしむちゃんでいっぱいです。
もしかしたらしむちゃんに会えるのではないだろうか。いやそんな偶然あるわけないか。けど会えたらいいなあ。いや何とかしてしむちゃんに会いたいなあ。いや会いたいとかじゃなくてしむちゃんに会うなあ。これ絶対会うやつだわ。会う会う会う会う。しむしむしむしむ。
GUに着く頃には私の頭の中はしむちゃんになっていたのです。
おーい!しむちゃん、どこにいるんだー!私はここだよー!しむちゃーん!
店内に谺する私の思い。
ダメか。私の思いは届かないのか。
ああ残念だ。
もうとりあえずこれだけ買って今日は帰ろう。
と、レジに向かったそのときです。
後ろから誰かが私の肩をトントンと叩くのです。
まさかまさかのまさかです。
そこにはあのしむちゃんが。
ああ、思いって届くんだな。祈って良かったよ、ありがとう。ああ、また泣けるわ。

GUに行けばしむちゃんに会える。
またしむちゃんに会いたくなったらGUに行こう。
3度目のGUが楽しみです。

甲田守の『根こそぎ掘りデー』とは…?

休日の行動スタイルが基本的に「座っている」で有名なネコソギこと甲田守がホリデーに誰かを誘っては「座っている」からの脱却を図るという、知的かつ高尚な難解プログラミング企画………ではなく単純に誰かを誘って遊びに出かけるという、ただそれだけの企画である。隔週月曜更新を予定。
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甲田守の『根こそぎ掘りデー』第11回 熊谷有芳とイキウメ『散歩する侵略者』を観劇。

IMG_20171125_183325.jpg11月19日(日)、この日は熊谷有芳さんと一緒にシアタートラムへイキウメ『散歩する侵略者』を観に行きました。
塩原さんに薦められた舞台です。どうしても観に行きたいと思い駆けつけました。私たちは前売券を購入していなかったので当日券に賭けました。
千秋楽ということもあり劇場に着いた頃には長蛇の列ができていました。
無事に観られるかヒヤヒヤしましたが二人とも何とか当日券を手に入れることができました。
当日券は毎日出してくれたそうで劇団の配慮に感謝いたします。
シアタートラムに来たのは私は今回で2回目でした。初めて来たのはもう大分前になります。2009年の頃になります。
大人計画の『サッちゃんの明日』というお芝居を観ました。IMG_20171125_174325.jpgおもしろかったのでパンフレットも買いました。

話の筋はあまり詳しくは覚えていないのですが役者陣が強烈に印象に残りました。IMG_20171125_175320.jpg鈴木蘭々さん、松尾スズキさん、家納ジュンコさん、宮藤官九郎さん、星野源さん、皆川猿時さん、猫背椿さんと皆さんとてもおもしろい方々でした。
その中でも特に小松和重さんという方が自分は気になり、その後出演されている舞台を何度か観に行きました。

そして今回は2回目のシアタートラムでしたが、とてもおもしろかったです。観に来て良かったです。

『散歩する侵略者』については塩原さんからある程度の前知識を得ていました。

「ネコソギは『散歩する侵略者』の宇宙人みたいだな」とも言われたこともありました。けれども私なんて宇宙人には遠く遠く及ばない。観てそう思いました。

イキウメの役者さんは本当におもしろかった。私はとても好きになりました。

主人公の浜田信也さん。よかった。何がよかったかわからないですがよかったです。

二人目の宇宙人、天野はなさん。これまたよかった。好きです。

けれどもやっぱり私が一番ハマったのは三人目の宇宙人です。

大窪人衛さん。

笑うシーンでは全くないのですがこの方が出てくる度に私は笑ってしまいました。ゾクゾクします。

宇宙人役ではないですが盛隆二さんもとてもおもしろかった。実質一番笑いをとったのはこの方だと思います。概念を取られても一つも悲しませることなくこの方だけは大爆笑を誘うのです。滑稽な医師役です。

一言も挨拶することなく礼だけで終わる三度のカーテンコールはシンプルでとてもとてもカッコよかったです。

イキウメをとても好きになりましたのでまた次回も観に行きたいと思います。

ここからは個人的な変な感想。

自称フェミニストの私は「奥さん」という言葉を避け「パートナー」という言葉を日常的に使っているのですが、「ガイド」という言葉もなかなかおもしろいなあと。相手との対等を表す言葉ではないかもしれませんが…。

ちょっと使ってみよう。

『僕のガイドになってよ』

 

甲田守の『根こそぎ掘りデー』とは…?

休日の行動スタイルが基本的に「座っている」で有名なネコソギこと甲田守がホリデーに誰かを誘っては「座っている」からの脱却を図るという、知的かつ高尚な難解プログラミング企画………ではなく単純に誰かを誘って遊びに出かけるという、ただそれだけの企画である。隔週月曜更新を予定。

甲田守の『根こそぎ掘りデー』第10回 前田友里子のオールナイトニッポン(後編)

10月29日(日)。その日は前田友里子さんと一緒に『岡村隆史のオールナイトニッポン歌謡祭 in 横浜アリーナ2017』へと行って参りました。
本当にこの日は楽しかった。連れて行ってくれた前田さんには感謝しかありません。
楽しめた要因としては何よりもまず席がとても良かった。
横浜アリーナの収容人数は約1万7000人。
とてつもなくとてつもなく広い。
その中で私たちが座る席はなんと前から4列目、しかもセンターの位置でした。
ステージからの距離があまりに近すぎて、ここは小劇場かと思ったほどです。
抽選で当たったのだから単純に喜べばいいのですがなんだか申し訳ない気持ちにもなります。
他の席とこれで同じ値段とか本当にいいのかと。
それほどの席なのです。
そんなことを考えつつもやはり自分の楽しみが勝ってしまいました。
出演者の顔はばっちり見えますし声も届きます。
声も届くは言い過ぎだろと思われたかも知れませんがそれは嘘ではなく事実、前田さんの声は出演者に届きました。
次の出演者の準備のためaikoが場を繋いでいたときのことです。
aikoもどう間を持たせたらいいかと色々と喋っていたところに前田さんの声です。
「歌ってーー!!」
とアンコールを。
するとaikoがそれに応えたのです。
「少し背の高い〜あなたの耳に寄せたおでこ」
なんとアカペラで『カブトムシ』を歌い始めたaiko。
信じられないかもしれないですがこれはホントの話。
前田さんも凄いですがaikoという歌手も凄い。
こうやって一人一人の声にちゃんと耳を傾けてくれるのです。
本当に楽しそうに歌うaikoの姿は魅力に溢れておりました。
また、ヘビーリスナーとしては岡村さんとaikoの『ボーイフレンド』のデュエットは、
「生涯忘れることはないでしょう」

今回は少し短くなりました。
前田さんについてはまた日を改めて新たに掘りデーしてその魅力を存分に引き出したいと思います。
自分の腕のなさを恥じる。

甲田守の『根こそぎ掘りデー』とは…?

休日の行動スタイルが基本的に「座っている」で有名なネコソギこと甲田守がホリデーに誰かを誘っては「座っている」からの脱却を図るという、知的かつ高尚な難解プログラミング企画………ではなく単純に誰かを誘って遊びに出かけるという、ただそれだけの企画である。隔週月曜更新を予定。