甲田守の『根こそぎ掘りデー』第11回 熊谷有芳とイキウメ『散歩する侵略者』を観劇。

IMG_20171125_183325.jpg11月19日(日)、この日は熊谷有芳さんと一緒にシアタートラムへイキウメ『散歩する侵略者』を観に行きました。
塩原さんに薦められた舞台です。どうしても観に行きたいと思い駆けつけました。私たちは前売券を購入していなかったので当日券に賭けました。
千秋楽ということもあり劇場に着いた頃には長蛇の列ができていました。
無事に観られるかヒヤヒヤしましたが二人とも何とか当日券を手に入れることができました。
当日券は毎日出してくれたそうで劇団の配慮に感謝いたします。
シアタートラムに来たのは私は今回で2回目でした。初めて来たのはもう大分前になります。2009年の頃になります。
大人計画の『サッちゃんの明日』というお芝居を観ました。IMG_20171125_174325.jpgおもしろかったのでパンフレットも買いました。

話の筋はあまり詳しくは覚えていないのですが役者陣が強烈に印象に残りました。IMG_20171125_175320.jpg鈴木蘭々さん、松尾スズキさん、家納ジュンコさん、宮藤官九郎さん、星野源さん、皆川猿時さん、猫背椿さんと皆さんとてもおもしろい方々でした。
その中でも特に小松和重さんという方が自分は気になり、その後出演されている舞台を何度か観に行きました。

そして今回は2回目のシアタートラムでしたが、とてもおもしろかったです。観に来て良かったです。

『散歩する侵略者』については塩原さんからある程度の前知識を得ていました。

「ネコソギは『散歩する侵略者』の宇宙人みたいだな」とも言われたこともありました。けれども私なんて宇宙人には遠く遠く及ばない。観てそう思いました。

イキウメの役者さんは本当におもしろかった。私はとても好きになりました。

主人公の浜田信也さん。よかった。何がよかったかわからないですがよかったです。

二人目の宇宙人、天野はなさん。これまたよかった。好きです。

けれどもやっぱり私が一番ハマったのは三人目の宇宙人です。

大窪人衛さん。

笑うシーンでは全くないのですがこの方が出てくる度に私は笑ってしまいました。ゾクゾクします。

宇宙人役ではないですが盛隆二さんもとてもおもしろかった。実質一番笑いをとったのはこの方だと思います。概念を取られても一つも悲しませることなくこの方だけは大爆笑を誘うのです。滑稽な医師役です。

一言も挨拶することなく礼だけで終わる三度のカーテンコールはシンプルでとてもとてもカッコよかったです。

イキウメをとても好きになりましたのでまた次回も観に行きたいと思います。

ここからは個人的な変な感想。

自称フェミニストの私は「奥さん」という言葉を避け「パートナー」という言葉を日常的に使っているのですが、「ガイド」という言葉もなかなかおもしろいなあと。相手との対等を表す言葉ではないかもしれませんが…。

ちょっと使ってみよう。

『僕のガイドになってよ』

 

甲田守の『根こそぎ掘りデー』とは…?

休日の行動スタイルが基本的に「座っている」で有名なネコソギこと甲田守がホリデーに誰かを誘っては「座っている」からの脱却を図るという、知的かつ高尚な難解プログラミング企画………ではなく単純に誰かを誘って遊びに出かけるという、ただそれだけの企画である。隔週月曜更新を予定。

甲田守の『根こそぎ掘りデー』第10回 前田友里子のオールナイトニッポン(後編)

10月29日(日)。その日は前田友里子さんと一緒に『岡村隆史のオールナイトニッポン歌謡祭 in 横浜アリーナ2017』へと行って参りました。
本当にこの日は楽しかった。連れて行ってくれた前田さんには感謝しかありません。
楽しめた要因としては何よりもまず席がとても良かった。
横浜アリーナの収容人数は約1万7000人。
とてつもなくとてつもなく広い。
その中で私たちが座る席はなんと前から4列目、しかもセンターの位置でした。
ステージからの距離があまりに近すぎて、ここは小劇場かと思ったほどです。
抽選で当たったのだから単純に喜べばいいのですがなんだか申し訳ない気持ちにもなります。
他の席とこれで同じ値段とか本当にいいのかと。
それほどの席なのです。
そんなことを考えつつもやはり自分の楽しみが勝ってしまいました。
出演者の顔はばっちり見えますし声も届きます。
声も届くは言い過ぎだろと思われたかも知れませんがそれは嘘ではなく事実、前田さんの声は出演者に届きました。
次の出演者の準備のためaikoが場を繋いでいたときのことです。
aikoもどう間を持たせたらいいかと色々と喋っていたところに前田さんの声です。
「歌ってーー!!」
とアンコールを。
するとaikoがそれに応えたのです。
「少し背の高い〜あなたの耳に寄せたおでこ」
なんとアカペラで『カブトムシ』を歌い始めたaiko。
信じられないかもしれないですがこれはホントの話。
前田さんも凄いですがaikoという歌手も凄い。
こうやって一人一人の声にちゃんと耳を傾けてくれるのです。
本当に楽しそうに歌うaikoの姿は魅力に溢れておりました。
また、ヘビーリスナーとしては岡村さんとaikoの『ボーイフレンド』のデュエットは、
「生涯忘れることはないでしょう」

今回は少し短くなりました。
前田さんについてはまた日を改めて新たに掘りデーしてその魅力を存分に引き出したいと思います。
自分の腕のなさを恥じる。

甲田守の『根こそぎ掘りデー』とは…?

休日の行動スタイルが基本的に「座っている」で有名なネコソギこと甲田守がホリデーに誰かを誘っては「座っている」からの脱却を図るという、知的かつ高尚な難解プログラミング企画………ではなく単純に誰かを誘って遊びに出かけるという、ただそれだけの企画である。隔週月曜更新を予定。