11月19日(日)、この日は熊谷有芳さんと一緒にシアタートラムへイキウメ『散歩する侵略者』を観に行きました。
塩原さんに薦められた舞台です。どうしても観に行きたいと思い駆けつけました。私たちは前売券を購入していなかったので当日券に賭けました。
千秋楽ということもあり劇場に着いた頃には長蛇の列ができていました。
無事に観られるかヒヤヒヤしましたが二人とも何とか当日券を手に入れることができました。
当日券は毎日出してくれたそうで劇団の配慮に感謝いたします。
シアタートラムに来たのは私は今回で2回目でした。初めて来たのはもう大分前になります。2009年の頃になります。
大人計画の『サッちゃんの明日』というお芝居を観ました。おもしろかったのでパンフレットも買いました。
話の筋はあまり詳しくは覚えていないのですが役者陣が強烈に印象に残りました。鈴木蘭々さん、松尾スズキさん、家納ジュンコさん、宮藤官九郎さん、星野源さん、皆川猿時さん、猫背椿さんと皆さんとてもおもしろい方々でした。
その中でも特に小松和重さんという方が自分は気になり、その後出演されている舞台を何度か観に行きました。
そして今回は2回目のシアタートラムでしたが、とてもおもしろかったです。観に来て良かったです。
『散歩する侵略者』については塩原さんからある程度の前知識を得ていました。
「ネコソギは『散歩する侵略者』の宇宙人みたいだな」とも言われたこともありました。けれども私なんて宇宙人には遠く遠く及ばない。観てそう思いました。
イキウメの役者さんは本当におもしろかった。私はとても好きになりました。
主人公の浜田信也さん。よかった。何がよかったかわからないですがよかったです。
二人目の宇宙人、天野はなさん。これまたよかった。好きです。
けれどもやっぱり私が一番ハマったのは三人目の宇宙人です。
大窪人衛さん。
笑うシーンでは全くないのですがこの方が出てくる度に私は笑ってしまいました。ゾクゾクします。
宇宙人役ではないですが盛隆二さんもとてもおもしろかった。実質一番笑いをとったのはこの方だと思います。概念を取られても一つも悲しませることなくこの方だけは大爆笑を誘うのです。滑稽な医師役です。
一言も挨拶することなく礼だけで終わる三度のカーテンコールはシンプルでとてもとてもカッコよかったです。
イキウメをとても好きになりましたのでまた次回も観に行きたいと思います。
ここからは個人的な変な感想。
自称フェミニストの私は「奥さん」という言葉を避け「パートナー」という言葉を日常的に使っているのですが、「ガイド」という言葉もなかなかおもしろいなあと。相手との対等を表す言葉ではないかもしれませんが…。
ちょっと使ってみよう。
『僕のガイドになってよ』
甲田守の『根こそぎ掘りデー』とは…?
休日の行動スタイルが基本的に「座っている」で有名なネコソギこと甲田守がホリデーに誰かを誘っては「座っている」からの脱却を図るという、知的かつ高尚な難解プログラミング企画………ではなく単純に誰かを誘って遊びに出かけるという、ただそれだけの企画である。隔週月曜更新を予定。